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スポーツは科学だ。
バイオリンやピアノの天才プレイヤーは幼児期から習い始めた、いわゆる英才教育を受けた人が多く、自分の子供もなにか早く始めたほうがいいのでは、と思われる方が多いのでないでしょうか。しかしそこに危険性が潜んでいます。子供は心身ともに未熟なのです。大人と同じ練習方法ではすべてを台無しにしてしまうかもしれません。
外国では子供のサッカーのヘディングを禁止している国が多いのはご存じでしょうか。脳の損傷の危険性が高いからです。クラシックバレエーも成長期の子供の背骨や股関節に大きなダメージを与えます。
子供を数学者にしようと小学生から微分積分を教えても無駄なのはお分かりだと思います。スポーツも子供の発達段階に応じて無理のない種目を選んで体を鍛えることが遠回りに思えて将来につながります。大谷翔平も子供のころは水泳を習っていたといいます。それがあの強靭な身体につながっているのではないでしょうか。
スポーツの指導者は自分の経験だけに頼らずに科学的指導を心がけてほしいものです。
あっ、もちろん勉強も同じです。科学的指導が大事です。