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小学生の時に学んだもう一つのことをお話しします。それはマンガから学んだことです。ある大名が忍者の親分の服部半蔵に忍術の極意を尋ねます。すると半蔵は畳のへりをスタスタ歩き、「これが忍術の極意です。」と答えます。大名は「なんだそれは！？」と怒りますが、半蔵の次の返事に子供の私は大きなことを学んだのです。

半蔵は「谷はあっても谷はなく。今は畳の上だから誰でも歩けますがこれが深い谷の上の細い道だったどうでしょうか。それでも歩くことができるのが忍者なのです。」と答えたのです。

消極的であがり症だった私は畳のへりを何度も歩き「気持ちの持ちようで人間のメンタルは改善できるものだ」ということを自分に言い聞かせ、自分の精神をコントロールすることが少しずつできるようになったのです。

何かドキドキすることがったら「谷はあっても谷はなく」とつぶやいてみてください。もしできたらつり橋の上やスカイツリーの上などで試してみるのも面白そうですね。