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塾長のひとり言

少年時代

「夏が過ぎ♪」井上陽水の「少年時代」という曲が好きです。日本人にとって季節感はとても大事なもので、体に染み込んだ季節のサイクルが体と心のリズムを形作っているといってもよいかもしれません。特に夏休みは少年、少女時代に貴重な体験と思い出を残す特別な期間だと思います。

 横浜市の公立中学では定期試験の2週間前にすべての科目の試験範囲表を1枚にまとめて全員に配布します。この制度は生徒全員が平等に試験範囲が把握できるとても良い制度だと思います。

アメリカでは7月、8月が夏休みで新学年(新学期ではなく)が9月から始まります。ほとんどの学校は2学期制です。「国際化の時代だから日本もこれに習って9月から新学年を始めよう!」という主張が起きては消えを繰り返しています。(おそらく留学経験のある「学識者」の意見ではないかと思われますが。)

話をまとめます。横浜市の中学の多くは2学期制をとっています。しかし小・中・高、大学、就職とあらゆる時期の変更を必要とするため、9月新年度は実現していません。実現しているのは2学期制だけです。1年を単純に2つに分けて2学期は9月中旬に始まります。前期の期末試験は前期の最期の9月10日ごろに行われます。したがって前期期末試験の範囲表は夏休み前の7月20日ころに配布されます。夏休みは学校がないので2週間前は7月ということになるわけです。

とても変ですよね。杓子定規過ぎませんか?夏休みがテスト勉強期間なのはおかしくないですか? 宿題とテスト勉強に挟まれた「少年時代」の思い出は何が残るのでしょうか。3学期制に戻せばいいだけの話なのですが。

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