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塾長のひとり言

教えないほど子供は伸びる

「子供に勉強をどの程度教えたらいいんだろう?」というのは親の共通の悩みだと思います。子供が小さい頃は教えていたのに高学年になると子供に「先生とやり方が違う」と言われたり、急に学んでいないこと(データの箱ひげ図など)が出てきたりして困ることになってしまいます。ですから子供には小さいうちから「答えを教える」のではなく「やり方を教える」ことが良い方法だと思います。例えば7×8がわからない子供に「しちは五十六」と教えるのではなく7の段の表や動画をみせて自分で確認させたほうがいいのです。そのうち子供は自分で解決方法を探していくでしょう。(解決したらほめることは必要です)
このような状態、つまり、「教えないのに子供が伸びる」状態が理想の状態なわけです。逆に最悪なケースは「教えれば教えるほど子供が伸びない」です。塾や家庭教師に小さいころから通わせているのになかなか伸びない生徒の多くはこのタイプです。親や先生を解答マシーンと勘違いしています。中学、高校と学年があがるにつれてみるみるうちに他の生徒と差がついていきます。
教えないのは実際やってみるとかなり辛抱がいります。教えたほうがよほど楽です。そこをぐっと我慢できることが「子供の良い先生」になる条件だと思います。

PS:私の両親は高校の物理と国語の教師でしたが子供のころに勉強を教わったことは一度もありません。

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